こんにちは!よこぴーです☆
前回、子育て支援拠点のかなーちえで夫がパパ講座を行ったお話を書きました。
この講座の中で、男性育児をテーマとした短編映画『わたしのヒーロー』も上映されました。(約39分の映画です)
監督の佐藤陽子さんも参加してくださいました。
▼監督:佐藤陽子さんの言葉
本作品は、前作『仮面夫婦』(働くママの物語)の上映会にご参加いただいたママたちから、「ママも大変だけど、パパも大変だから、パパ主役の映画をつくってほしい!」との声から生まれました。
出産後も仕事を続ける女性が増え、家事・育児に積極的に関わる男性「イクメン」が日本で浸透して久しいですが、「イクメン」は変化しても、「イクメン」を取り巻く環境はさほど変化をしておらず、「イクメン」は働くママとはまた別の“生きづらさ”がありました。
本作品は「イクメン」の葛藤を描くことで、誰もが自分らしく生きるために一歩を踏み出せる社会となることを願い制作しました。
自分と世の中の考え方にギャップがある時、夫婦はどんな風に困難を乗り越えていくのか。
子どもがいる方もいない方も、すべてのカップル・ご夫婦に本作品を贈ります。
男性が育児に参加すると、思わぬ方向から出鼻をくじかれたりすることもあり、ママの方面でいうところの「マミートラック」のような現象が起こってくる事もあるようです。
(もちろん会社やご家庭の環境に依ると思いますが、佐藤さんが育児に参加している男性への取材を元に共通して起こっている事を作品にしてくださっているので、ある程度の割合で起こっているものと思われます。)
参考:マミートラックとは?マミートラックのメリットとデメリット、さらには対策方法26選
https://business-textbooks.com/mommy-track/
マミートラックとは出産を終えた女性が仕事に復帰したにも関わらず単調な業務しか与えられなかったり、育児のために「残業ができない」「休むことが多い」などの理由で、出世コースとは違ったもう一つのコースに乗ってしまうことを指す言葉です。
夫も、会社では育児休業取得者第1号であり、人事の皆さんや上司の方の戸惑い等、色々とすんなり進んでいるわけではないようです。
それでも、家族や社会の未来の事を思って決断してくれています。
そういう人を社会が(意識的であれ無意識であれ)制圧しないよう、どんなことが起こっているのか、を映画のストーリーとして再現してくれた事は大変大きな功績だと思っています。大感謝!
実際に、『わたしのヒーロー』は、あいち国際女性映画祭2019で、なんとグランプリと観客賞のダブル受賞をしています!!素晴らしい☆
フィルム・コンペティション各賞決定! | あいち国際女性映画祭2019
※ちなみにうちの三男も出演しています♡このような意義深い作品に出演できてとても光栄です!
男性も女性も、仕事も家庭も両方大切にできて当然!という現象が社会のあちこちで醸し出されている状態が理想です。
色々な事情を持っている人が集まって仕事をするという事は、その事情を考慮した働き方、生き方を選べるのが高いパフォーマンス維持にも必要だと思うしね♬
更に、人生100年時代。
子育ての時間が終わっても、その後まだ40年くらい夫婦や自分の時間があります。
そこに続くための時間の使い方、夫婦の関係性の作り方、そういった事を同時に考えておく必要があるなーと思います。
この作品が、人生100年時代を見据えた時に、どう捉えられるのか、そんな対話を色々な人とできたらいいなーと思って、上映会&対話の場を企画しようと思っています☆
ご夫婦での参加大歓迎、もちろんおひとりでの参加もOKで、子供たちは託児等をつけたいなーと思っていますが。。(まだ未定)
こんな場があったら興味ある!という方、いらっしゃいますか??
上映会ができる会場の情報等も教えてくださるととてもうれしいです☆どんなことでもいいので、ご興味がある方、是非お声掛けください^^
前作の、『仮面夫婦』という作品も気になるので、今、佐藤さんに相談しています。
都内に住む里佳(35)は内科医で、二人の子どもの子育てと仕事の両立に疲れ切り、夫・義治(45)とも喧嘩しがち。なんとかこの生活から抜け出すため、家事代行サービスを手配してみたところ、やってきたのは、中年のおじさん。おじさんとの交流を通して、夫婦は自分・夫婦のパートナーシップの仮面を少しずつ脱いでいく
こうした作品をきっかけに、自分たちの生の課題を話し、リアルな生活の質向上ができたらとても嬉しいなーと思います。
また具体化したらお話したいと思います♡