こんにちは!
ライフシフト研究家 よこぴーです。
最近よく聞く”副業”という言葉。
副業を解禁する企業も増えてきたり、厚生労働省のモデル就業規則における副業禁止条項の改正案が示されたり、と色々と情報が漏れ聞こえてきます。
しかしながら、そもそも副業をやっている人ってどれくらいいるのでしょうか。
今回は、クラウドソーシングサービスを提供するランサーズが毎年調査している「フリーランス実態調査」を参考に見ていきましょう!
フリーランスは4つの種類に分類される
ランサーズは、2015年から「フリーランス実態調査」を行っており、フリーランスを4つのタイプに分類しています
フリーランス、と一言で言っても、その種類は様々だ、という事がわかりますね。
一般的に「副業」と呼ばれているものは、1の「副業系 すきまワーカー」に当たり、きちんとその人たちも調査の対象に入っています。
では、この4つのタイプそれぞれに、人数はどれくらいいるのでしょうか?
日本には約1,100万人のフリーランサーがいる
こちらは、フリーランス実態調査を元に作成したグラフです。
2016年の調査では、1,064万人だったのですが、2017年調査では、1,121万人となっています。
副業系すきまワーカーが増えている
なかでも、「副業系すきまワーカー」の割合が増えていることがわかります。
「副業系すきまワーカー」は、2016年に416万人だったのが、2017年には458万人となっており、約10%も増加しています!
逆に、「自由業系フリーワーカー」の数は突出して減少していますね。 (フリーランスというと、この自由業系が私の中ではイメージでしたが、今は違うんですね~~~)
副業希望者も増えている
まだ、副業未経験者で、副業を希望している人は、なんと73%もいるという結果に!
確かにもはや、一つの雇用先に雇われるという雇用形態はリスクとしか言いようがないかもしれません。
特に、人生100年時代において、一つのスキルでずっと収入を安定させるというのは不可能な時代になってきました。
自分自身のスキルを高めるためにも、様々な選択肢を持っておきたい、というのはとても理解できる心情ではないでしょうか。
更に、フリーランスとなった人たちは、”現在の働き方を続けたい”としている人が圧倒的に高く、その働き方の満足度が高い事も伺えます。
まとめ
日本では、”副業”という形でフリーランスの仕事をしている人たちが大変多くなってきました。
厚生労働省のモデル就業規則の改定等、政府もその動きを後押ししています。
人生100年時代、新たな働き方を模索する時期にいよいよ差し掛かってきた、と言えます。
副業を希望する人も多く、この波は今後も増えていく事が予想されます。
フリーランスの働き方の満足度も高いため、一度皆さんの会社がOKならば、何か自分で副業をしてみる、というのもいいかもしれません!
次回は、フリーランスがどんな風に働いているのか、をもっと掘り下げたいと思います。
【参考】