mamawillは、子育てママパパをはじめとし、すべての人が働きやすく力を発揮しやすい社会づくりを目指しています。
「ワークスタイル」に軸を設定し、今後の社会にとってどんな働き方ができるようになれば、そんな社会づくりができるだろう?
しばらくこのテーマを元に記事を書いていこうと思います^^
まずは、少し古いですが、2006年の労働政策研究・研修機構が実施した日本人の働き方調査から
■日本の就業形態はどのように分類されているのか?
労働政策研究・研修機構の日本人の働き方調査(第一回) によると、
日本の就業形態は以下のように大きく5つに分類されています。
- 正社員
- 正規の職員・従業員
- 非正社員
- 役員・雇用主
- 会社などの役員
- 自営業主(人を雇っている)
- 自営業主・家族従業者等
- 自営業主(人を雇っていない)
- 家族従業者
- 内職
- その他(人に雇われていない)
- 無業
■各就業形態別にどれくらいの人がいるのか?
調査対象者は、全国の満20歳以上65歳以下の男女8,000人。
調査実施期間 2005年8月25日~9月20日で有効回答数 4,939人(男性:2,337人、女性:2,607人)。
公表されていた数字をグラフ化しました。(以下、労働政策研究・研修機構 日本人の働き方調査(第1回)より筆者作成)
◆男女計の就業形態
男女計では、正社員が36.3%で最も多く、非正規社員が次いで23.9%となっていて、 なんらかの形で「雇われている」形態で全体の6割を占めています。
無業は23.4%と、全体の約4分の1となっていおり、 なんらかの形で自身で事業を営んでいる就業形態は全体の約15%です。
◆男女別の就業形態
これらを男女別にブレイクダウンすると、男性が正社員率 56%であるのに対し、女性はわずか19%です。 男女とも、半数以上が「雇われている就業形態」をとっていますが、その内訳は 男性は正社員、女性は非正規社員が主となっています。
また、女性の「無業」が35%と、女性がなんらかの理由で就業していないこともよくわかります。
■まとめ
今から約10年前の2006年時点では男性が働き、女性が家にいる(あるいは非正規としてパートタイム労働をする)、という形態がまだ主流だったようです。
また、半数以上がなんらかの形で「雇われている」就業形態です。
男性と女性において就業形態が大きく分かれていますが、働き方についてはどのように変遷していくべきなのか、今後も調査を続けながら検討していきたいと思います。